「きさらづ地域循環共生圏の創造」に向けた意見交換会

2024/03/08

「きさらづ地域循環共生圏」の創造

地域循環共生圏とは

「地域循環共生圏」とは、各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることをめざす考え方です。
域内外の多様な主体が有機的につながり、地域資源(自然・物質・人材・資金)を最大限に活用しながら「経済」、「環境」、「社会」の統合的な向上を図りつつ、脱炭素社会の実現を目指すもので、平成30年(2018年)に閣議決定された国の第5次環境基本計画で掲げられ、「ローカルSDGs」とも呼ばれています。
木更津市では、「第2期オーガニックなまちづくりアクションプラン」に地域循環共生圏の方向性を取り入れたことから、令和2年(2020年)3月に、環境省の「地域循環共生圏実践地域等登録制度」に申請・登録し、令和5年度においては「地域循環共生圏づくりプラットフォームの構築に向けた地域循環共生圏の創造に取り組む活動団体」の採択を受けたところです。
「第3期オーガニックなまちづくりアクションプラン」では、「オーガニックなまちづくり」が新たなステージへステップアップする重要な視点として、「きさらづ地域循環共生圏の創造」を掲げ、第2期アクションプランにおける経済・環境・社会の三側面の取組を更に深め、持続可能な地域づくりを推進します。 地域循環共生圏について(環境省HP)

きさらづ地域循環共生圏

経済・環境・社会の課題は複雑に絡み合っているため、連携して取り組むことが重要です。地域の課題解決に向けて、市と様々な主体が連携・協働し、相互作用・相乗効果を最大限に生み出しながら取組を進めるためには、多様な主体が気軽に参加でき、緩やかにつながることができる仕組みや場が必要です。
多様な主体が参画し、協働しながら共生圏づくりに取り組む体制や場のことを「地域プラットフォーム」と呼び、このプラットフォームを構築していきます。
プラットフォームの本質は、ビジョンの共有や、事業の立ち上げに必要な「情報」によって結び付けられた「人々のネットワーク」です。このため、意思決定のためのシナリオ通りに進む会議だけでは不十分であり、相手を尊重しつつ自由闊達な意見交換を行い、発見や気づき、新たなつながりが生まれるような会議にしたいと考えています。

推進体制

協働・共創しながら共生圏づくりに取り組む「地域プラットフォーム」として、木更津市オーガニックシティ推進協議会内に新たに「きさらづ地域循環共生圏ネットワーク本部」及び5つのテーマに基づく「5つの部会」を設置しました。

「きさらづ地域循環共生圏」の創造に向けた18の取組

「きさらづ地域循環共生圏」の創造に向けて、市内外様々なステークホルダーの皆さまと5つの部会内での意見交換を重ねて、18の取組を推進していきます。

部会開催―5つのテーマ

里山再生部会、資源循環部会、食・有機農業部会、再生可能エネルギー部会、里海活用部会の5つの部会を設け、さらに議論を深めるとともに、具現化した取組については着手していきたいと考えています。
各部会の開催結果はこちら↓
・全体会
・里山再生部会
・資源循環部会
・食・有機農業部会
・再生可能エネルギー部会
・里海活用部会