日本製鉄株式会社　東日本製鉄所　君津地区は、世界的な鉄鋼メーカーの製鉄所でありながら、地域活動への支援や清掃活動など、地域への貢献活動も数多く実施しています。
まず、地域社会に貢献する個人や団体の取組を表彰する「クローバー賞（新日鐵住金君津社会貢献賞）」の活動をはじめ、毎年、夏の一大イベントである木更津港まつりへの参画・協力をしています。

また、次代を担う子供たちの健全な育成等を目的とした各種スポーツ大会の冠開催や、地域密着型野球チーム「新日鐵住金かずさマジック」への支援など、多くのスポーツ支援も行っています。
さらに、毎年6月の環境月間には、所員や関連協力会社社員の参加のもと、東日本製鉄所　君津地区周辺と国道16号線沿いの清掃活動を実施しています。

子供たちの育成支援として、地域に根ざした特色のある環境教育やものづくり教育を行っています。その一つとして、若手社員が小中学生に鉄の魅力や電気の起こるしくみなどを紹介する「理科屋台」を実施しています。
また、ものづくりの面白さや大変さ、そして鉄作りの最前線を体験できるインターシップを高校生から大学生までの対象に行うなど、次世代の育成に積極的に取り組んでいます。

環境に配慮した取り組みとして、工業用水の再利用や、鉄鋼スラグ（原料から鉄を取り出した後に残る副産物）のリサイクル、自動車の解体により生じた鉄スクラップの再利用など、資源の有効活用に積極的に取り組んでいます。

また、職場の環境保全活動の一環で、他の社員の規範となり、活動の核として推進する「環境キーマン制度」という独自制度を導入しています。
これにより、環境キーマンに必要な知識・スキルを習得するための「環境キーマン研修」や特に顕著な成果を表彰する「環境表彰制度」などを実施することで、全社員が環境保全や環境改善を強力に推進していく体制を整えています。

柔軟な働き方の推進にあたっては、交替職場で働く従業員の出産・育児期の就労支援を行うため、2017年4月に事業所内保育所「かずさみどりのもり保育園」を開園されるほか、ライフステージに応じた様々な生活支援制度を備えています。
このように、日本製鉄株式会社　東日本製鉄所　君津地区は、地域への支援や、地域の環境保全及び教育支援など、地域とのつながりを大切に様々な活動を展開されております。